INFORMATION
- 【海外展】第28回 国際平和美術展 in リトアニア共和国・ビリニュスに参加しました
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会期:2020年10月22日(木)~10月26日(月)
会場:ビリニュス旧市庁舎(リトアニア共和国)
主催:I・P・A実行委員会
運営:株式会社 クオリアート
今から80年前の1940年、約1カ月間で2139通の「命のビザ」を発給し、多くの人々の命を救った外交官杉原千畝氏。本省の命令よりも「人道、博愛精神第一」の意志に基づき、出国の発車間際まで渡航許可証を書き続けました。この行動が約6千人の避難民の命を救ったと言われています。杉原氏の生誕120周年と「命のビザ」発給から80周年を記念して、「WORLD PEACE ART EXHIBITION 2020」の海外展がリトアニアの首都ビリニュスで開催されました。開幕初日の10月22日に行なったオープニングセレモニーには、在リトアニア日本国大使館特命全権大使・山崎史郎氏を始め、リトアニア国立美術館館長やリトアニア国立カルチャーセンター長、杉原記念館館長をお招きし、芸術による国際親交と本展成功への願いを込めてテープカットを行なっていただきました。また山崎特命全権大使夫人・山崎裕子氏らにリトアニアの民族楽器「カンクレス」の演奏をご披露いただくなど、同国との文化交流をさらに深めるセレモニーとなりました。
歴史あるビリニュス旧市庁舎の会場には、平和への祈りをのせたアート作品が並び、初日から多くの方々に足をお運びいただきました。また、ビリニュス市内にある杉原桜公園にて、山崎史郎大使と裕子夫人、リトアニア国立カルチャーセンター長、杉原記念館館長とともに、「サトザクラ」を本展開催の記念に植樹。出展した全作家のお名前を刻んだプレートとともに、芸術文化の力による平和への祈りを受けて、立派に根を下ろした姿を見届けました。「命のビザ」発給という人道的活動で日本とリトアニアとの絆を深めた杉原千畝氏。その功績に敬意を表するとともに、アートによって更なる両国の文化交流の機会を創出することが出来ました。
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本展の開催を記念した植樹
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テープカットの様子
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ジェミーナ・トゥリンクーナイテ氏と山崎裕子夫人による「カンクレス」の演奏
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感動のあまり作品をカメラに収めるご来場者
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愛知・静岡・京都と銘茶3産地を紹介
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展示の様子