エルミタージュ美術館収蔵の名品とともに
日本精鋭アーティストの作品を紹介
ロシア連邦国立エルミタージュ美術館は世界3大博物館の1つとして知られ、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。その名は、ロマノフ王朝時代の女帝・エカテリーナ2世によって造られた専用の美術展示室が「エルミタージュ(仏語で隠れ家)」と呼ばれたことに因み、女王の終の棲家となったバロック様式の冬宮殿が現在の本館となっています。エカテリーナ2世や歴代ロシア皇帝のコレクションは約310万点と世界屈指の質量を誇り、ダ・ヴィンチやレンブラントなど欧州の巨匠や日本の浮世絵、陶磁器など様々なジャンルの名作を収蔵しています。
2018年にエルミタージュ美術館が一般公開を始めて100年を迎えるにあたり、2017年、日本ではロシア関連の様々な文化行事や国立エルミタージュ美術館コレクションの大規模な展覧会が開催されています。日本でいま最も注目を集めている美の殿堂の節目を祝うべく発刊された本画集は、エルミタージュ美術館館長ミハイル・ピオトロフスキー氏の協力を得て、同館の歴史をまとめた特集ページとともに日本精鋭アーティストによる多彩な作品を掲載。西洋美術史に燦然と輝く珠玉の芸術作品と日本の現代アーティストによる共演が楽しめる1冊です。
発行所 : 株式会社 クオリアート
体裁 : A4判変型、オールカラー ロシア語訳付
総頁数 : 170頁
収蔵先:エルミタージュ美術館
エルミタージュルーム
(イギリス・ロンドン、サマセット・ハウス内)
エルミタージュ美術館・アムステルダム別館
(オランダ・アムステルダム)など